よい食べ手の育成プロジェクト

よい食べ手の育成プロジェクトについて

海外からも注目を集め高い評価を受けている日本の外食文化。
非常に高い技術を持った店が数多くある一方で、オペレーション化され安価で食を提供するというスタイルの店も近年急増しており、高い技術を持ちながらも、窮地に立たされている店も少なくない現状があります…。

その背景には、高い技術やクオリティよりも、安ければよい、手軽でよい、という食べ手が増えてきているという流れもあります。そもそも食は、よい食べ手がいるから、作り手側もその技術を高め、更なる発展へと繋がっていくものです。作り手と食べ手は常に相乗していくものなのです。

高い技術を持った作り手がいても、それに呼応できる、共感できる食べ手がいなくては、その技術を使う必要がなくなってしまいます。だから、日本のよい外食文化を守っていくためには、よい食べ手を育成していくことが必要であり、日本野菜ソムリエ協会は、よい食べ手の育成プロジェクトをスタートさせます。食べ手として1万軒以上の店の料理を味わった経験を持つ「来栖けい」氏を講師に迎え、講座の監修、よい食べ手の育成活動を進めていきます。
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